浅草紙
浅草紙 江戸の 「 浅草紙 」
落とし紙 ( トイレットペーパー ) などに使われていた浅草紙は、江戸時代の庶民に親しまれていた安価な漉き返し紙です。
元々消耗品である上に安価な商品であったために、現存するものはほとんどありません。
写真は、東京都北区の 「 紙の博物館 」 所蔵のものですが、残念ながら常設展示はされていないもよう・・・
 
古紙を細かくちぎって釜で煮て桶で冷やして、布に包んで水分を絞ったものを川で洗い、残った繊維分を板の上で叩く。
そうして分解したものを再度水に溶かして漉き上げるという簡単なものでしたが・・・
 
釜で煮たものを桶に移して冷ます作業を 「 冷やかし 」 と言いましたが、その間の手の空いた時間に職人たちが吉原などの見物に出かけたことから、何も買わずにただ見るだけの行為を 「 ひやかし 」 と言う様になったと言われています。
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