咸臨丸
咸臨丸
黒船来航に危機感を抱いた幕府は、素早く当時外交関係があったオランダに対して蒸気船を発注します。
最初に出来上がったのが 「 観光丸 」 と名付けられた外輪船 ( これはオランダ政府の好意で、幕府に贈呈されました )。 次に出来てきたのが、この日本初のスクリューを装備する軍艦の咸臨丸です。
黒船来航が1853年のこと。 黒船と同じような外輪船の観光丸が日本に届いて就役したのが1855年、外輪船よりも新式のスクリュー推進の咸臨丸の就役が1857年のことですから、本当に素早い対応だったのですね。
全長49.7m、全幅7.3m、排水量625t(推定)という小さな船でしたが、観光丸・咸臨丸の二艦は長崎の海軍伝習所に練習艦として配備され、日本人が初めて近代航海術を習得するのに一役買うことになります。
しかし、こんな小さな船で太平洋を往復したんですねぇ・・・
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